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2006年9月24日 (日)

香港よもやまばなし その4・月餅(通算20回)

*月餅三題*

1.月餅について

月餅は「中秋節」のお菓子として、中国で広く食べられています。
私は上海と香港の月餅しか食べたことがありませんが、中国内にはさまざまなバリエーションの月餅が存在します。
私が食べた事がある上海と香港の月餅は、中国の月餅の区分けの中ではそれぞれ「蘇式(蘇州式)」、「広式(広州式)」等と呼ばれているようです。

「蘇式(蘇州式)」… 何層にも重なった薄いパイ皮のような生地に包まれた月餅

「広式(広州式)」… 木型を使い生地を入れ、表面を焼いた月餅

一般に上海など北方のものは、水分が少なめの餡を使い、胡桃、松の実、ナッツ等を入れたものがポピュラー、香港・広東省近辺の月餅はどちらかというとしっとりした食感の餡を使った月餅が多いという印象があります。

私は松の実、ナッツ等が入った上海の月餅、しっとり感のある餡が入った香港の月餅、共に好きです。

2.月餅の起源、まつわる物語など

「月餅の起源」

こういった民間の伝統行事は、例によって出所がはっきりしないようです。
今回調べてみた所、「月餅」は中国の宋代ぐらい(1000年頃)より作られ始め、明代(1400年頃)に民間に広まったもののようです。

月餅にまつわるお話も中国にいろいろあるようです。
有名なものは、「嫦娥奔月(嫦娥月に奔る)」「朱元璋起義(朱元璋蜂起)にまつわるお話ー朱元璋は明の始祖、反乱を促す密文を月餅の中に忍ばせ仲間への伝達手段とし、反乱を成功に導いたというお話が残っている」などがあるようです。これらのお話は、中国人であればほとんどの人間が知っているお話のように思われますので、私が「第3回」「第4回」「第7回」「第13回」「第16回」でご紹介申し上げましたような中国語等を駆使し、中国の方と軽くお友達になり、中国の方とお話をし、聞き出してみるのも面白いかもしれませんね。(何か面白い話が聞けましたら、ご報告ください)

「月の中に見えるもの」

中国の人が見る月の中には何が見えるのでしょうか。
中国の人が見る月の中にも「ウサギ」住んでいるようです。ただし、中国の人が見る月の中のうさぎは薬を搗いているのだそうです。
私の身近にも一人中国人がいますが、「日本人が見る月の中のウサギは、お餅を搗いているんだ」と言った所、「特別な日でもないのに、日本の月の中のウサギは、なんで年がら年中お餅を作っているの。おかしい。」と言って笑われてしまいました。所変われば、感じ方も違うと言ったところでしょうか。

3、香港の月餅 (当項目の読み仮名は全て広東語読み)

香港の月餅は、「やわらかい小麦で作った皮に、やわらかい蓮の実餡を詰め、その中に塩漬けしゆでたアヒルの卵の黄身を入れたもの」が一般的です。
「美心(メイサム)」「奇華(ケイワー)」「榮華(ロンワー)」等、香港のさまざまなお菓子メーカーが月餅を売り出していますが、「大班(ダイバン)」という香港のパン屋さんが、1989年に売り出した「冰皮月餅(ベンペイユッベン)」という白い月餅が香港人に一番人気があるようです。
一般に月餅は、砂糖を多く含む他、ラード等の油脂分も含むため、見た目以上にカロリーが高いお菓子なのですが、「冰皮月餅(ベンペイユッベン)」は、(私も食べたことがありますが)実際にカロリーが低いかどうかはともかく、あっさりとした食感があり、口当たりの良い月餅です。私も香港の月餅の中で一番好きです。

「贈答、食し方等」

この時期香港の企業・庶民は、月餅の「現物」・「ギフト券」(または果物の詰め合わせ等)を、客先・親しい人に送ります。
このため、企業に送られてくる月餅は多く、従業員はそのおすそ分けに預かります。
(私も香港滞在中、そのおすそ分けに預かっていました)
香港の月餅は、四角く平べったいブリキ缶の中に4つ入りのものが多く、その中にご丁寧にプラスチック製のケーキナイフが入っています。月餅1個の大きさは肉まん程度のため、日本人ならそのままかぶりついてしまいそうになりますが、月餅は付属のナイフ等で4等分等にし、家族で分け合って食べるもののようです。
確かにカロリー的には、4分の1も食べれば十分です。それ以上食べるとしつこくてすぐにあきてしまいます。
私も会社から分けてもらった月餅は、付属のナイフでクロスに4分の1に切り、1日1かけらずつ食しておりました。

以上になりますが、少しは月餅が食べたくなりましたでしょうか。
また、お立ち寄りください。

――――――――――――――――――――

長野は本格的に秋に入ったようです。
日中、夜間の寒暖の差が激しい季節になりました。
風邪など召されませぬよう、お気をつけくださいませ。

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今回関連用語の中国語訳 (普通話)
「嫦娥奔月(チャン2オー2ベン1ユェ4)」 嫦娥月に奔る
「朱元璋起義(ジュー1ユァン2チャン1チー3イー4)」 朱元璋蜂起
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(「香港よもやまばなし」次回に続きます)

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2006年9月21日 (木)

香港よもやまばなし その3・中秋節(通算19回)

先週高校野球も終わり、まだ夏の名残は残っていますが、長野はだいぶ涼しくなりました。
桃、なし、りんご、果物がおいしい季節です。
さんまを焼くいいにおいも街にあふれています。

――――――――――――――――――――

日本人にはほぼ忘れかけられている行事ですが、これから約1ヶ月にわたり、中国の人にとっては、1年で2番目に重要な行事が始まります。

そうです。「中秋節」です。

「中秋節」は、日本では「仲秋の名月」として知られていますが、日本人にとって「仲秋の名月」と言えば、縁側にススキを飾り、「三方(三宝)台」と呼ばれる台に「お月見団子」を載せ、お月見をする情景が目に浮かぶのではないでしょうか。
(そういえば、縁側のある家も今ではほとんど見かけなくなりました。日本で毎年欠かさず、伝統的なお月見をする家は、アニメのサザエさん家ぐらいでしょうか?)

旧暦で8月15日の月を「仲秋の名月」といいます。
今年(2006年)は、10月6日がそれにあたります。
旧暦では、1~3月を春、4~6月を夏、7~9月を秋、10~12月を冬とし、8月は秋の真中の月なので、「中秋」というのだそうです。

もうそろそろ今ぐらいの時期、香港の街には「月餅」がでまわっていることでしょう。
日本人と中国人では、「中秋節」にかける意気込みが違います。
「中秋節」当日、香港の会社は一般に「半日出勤」になります。
(さらに翌日は、祝日でお休みになります)
「中秋節」の夜、香港の人達は家族揃っていつもより少し豪華な夕食を食べたり、「公園」に行って、ろうそくを灯した明かりの中で月を眺め夜更かししたりします。

香港の会社が一般に「半日出勤」となるのは、「正月前」と「中秋節」ぐらいです。
この事からも中国の人達の「中秋節」にかける意気込み、推して知るべしでしょう。

「中秋節」にかける想いは、香港の人達も中国大陸内に住む人達も大差無いように見受けられます。まあ、民族の「心の琴線」に触れる年中行事といった所でしょうか。日本に来ている中国の人達に対しては、日本の「中秋節」にがっかりし、「ホームシック」にならないようフォローしてあげなければなりません。

江戸時代などと違い、街の灯りの中に月の光が埋もれてしまって幾久しいですね。
たまには月など眺めてみるのは如何でしょうか。

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今回関連用語の中国語訳(普通話)
「秋刀鱼(チュー1ダオ1ユィ2)」 さんま
「桃子(タオ2ズ・)」 桃
「梨子(リー2ズ・)」 なし
「芒草(マン2ツァオ3)」 ススキ
「中秋节(ジョン1チィウ1ジェ2)」 中秋節
「月饼(ユエ4ビン3)」 月餅
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(「中秋節」のおはなしは次回に続きます

*本日までに書き溜めた文章を一気上呈させていただきました。少しでも皆様のお役に立つ部分があれば幸いです。以後、少しずつ更新してまいります。

〈日本の江戸情緒をお楽しみください。湯豆腐が好きな人が出てきます。〉

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2006年9月19日 (火)

香港よもやまばなし その2・台風シグナル(通算18回)

気の早い楓(カエデ)の葉が赤く色づき始めました。
短い長野の夏が行こうとしております。
暦的にはもう秋です。
残暑お見舞い申し上げます。
「秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる」(古今集;藤原敏行)

――――――――――――――――――――

香港の思い出続きです。

香港には「台風シグナル」なるものが存在します。
内容はおよそ次のようなものです。

「シグナル1」 警戒準備シグナル
「シグナル3」 強風シグナル
「シグナル8」 烈風あるいは暴風シグナル
「シグナル9」 烈風あるいは暴風風力増強シグナル
「シグナル10」 ハリケーンシグナル
(ちなみに2、4、5等の数字シグナルは存在しません)

香港天文台(気象庁)よりシグナル3が発令されると、香港内にある全ての幼稚園はお休みになります。
シグナル8以上になると学校はお休み、会社はシグナル8が発令されている間、通常出勤免除扱いになります。一般の公共交通機関もストップします。

また2000年ぐらいより、香港は豪雨に関する「警告シグナル」も定めています。
豪雨に関する「警告シグナル」は、以下の3等級に分かれています。

「イエローレイン」(黄色豪雨警報) 毎時30ミリ程度の雨
「レッドレイン」(赤色豪雨警報) 毎時50ミリ以上の雨
「ブラックレイン」(黒色豪雨警報) 毎時70ミリ以上の雨

「台風シグナル」と同様な扱いで、「レッドレイン」が発令されると幼稚園はお休み、「ブラックレイン」になると、学校お休み、会社発令中出勤免除扱いとなります。

「シグナル8」以上あるいは「ブラックレイン」に関し、香港の労工署(日本の厚労省に相当)は次のようなガイドラインを出しています。
・始業時間2時間前に暴風雨警報が発令されたら自宅待機。
・終業時間3時間以上前に解除または警報のレベルが下がったら出勤。
・出勤できない場合でも賃金控除はしない。

これら香港特有(?)の警戒警報は、香港が亜熱帯に属し、また、海に極めて近い事から「スコール」てきな豪雨、勢力を弱めることなくやってくる台風に対応するために定められているものといえます。

「シグナル8」以上あるいは「ブラックレイン」の発令時期・頻度は、「夏場」「年数回程度」です。
「警告シグナル」は、発令中香港のテレビ等に常時表示されます。
「シグナル8」以上が発令されると、一般交通機関がストップする事から「個人タクシー」の荒稼ぎの場となり、一種「無法地帯的」様相を呈し、「法外な運賃」を請求するなどして、香港の翌日の新聞を賑わす事になります。

最近では、香港に倣い中国広東省内でも似たような「警告シグナル」が整備されつつあります。
夏場、香港に旅行される方は、ご注意ください。

(文才はありません。物知りでもありませんので宜しくお願いします)

(香港よもやまばなしその3に続く)

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2006年9月18日 (月)

香港よもやまばなし その1・冷房大好き香港人(通算17 回)

香港については、少し知っている所がありますので書いてみたいと思います。
(四年半程前まで、居民でした。居民=住民。居民になるとIDカード(香港の身分証明書)がもらえます)
現在の香港は、日本より有効期限が十分なパスポートを持っては入れは空港で3ヶ月の訪問ビザが自動的にもらえるようになり、日本からの訪問が大変しやすく、滞在もしやすい場所になりました。
(私が初めて香港を訪問した1993年当時は、1ヶ月の訪問ビザがもらえるのみでした。)

香港は亜熱帯に属し、四季はありますが、日本ほどはっきりしていません。
5月より10月ぐらいまで、気温的には30度程度ですが、連日湿度90%を超える蒸し暑い日が続きます。期間中、香港人は冷房の綱渡りをしながら日々を暮らしています。

香港人の「冷房好き」かなり有名です。
香港人は年中「キンキン」に冷やした冷房の中で暮らしています。
香港の立派な建物には、一般に「暖房」の施設はついていませんが、「冷房」の施設は必ずついています。
香港人にとって「冷房」とは、豊かさの象徴であり、人間に快適な環境を提供してくれるものという意識があるようです。(冷房には空気洗浄作用があると信じている節さえあります)

この習慣は真冬でも同様です。香港の冬は、上着が必要な程度には寒くなります。
外気気温数度程度の真冬でも「キンキン」に冷房のきいたオフィスの中で、オーバーを着て仕事をしようとするため、日本人駐在者との間で「チャンネル争い」ならぬ、「冷房の温度設定争い」を繰り広げ、「文化摩擦(?)」を引き起こしているなどという話しは、滞在中よく聞きました。

この香港人の「民族的な習慣(?)」は、日本に観光にやってきても変わらないようで、日本の車の中は冷房の利きが悪い等の苦情が香港人よりツアコンに出されるようです。

香港に旅行に行かれる方は、「冷房病」にご注意ください。

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四方山話(よもやまばなし)とは
-世事についての雑談。世間話。(広辞苑より)

中国語にすると、「談天説地(タン2ティエン1スゥオ1デイ・)」
        「聊天(リァオ2ティエン1)」等

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(香港よもやまばなしその2に続く)

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2006年9月17日 (日)

中国語あれこれ その3・四声 (通算16 回)

<中国語の発音(四声)について>

中国語を少し勉強された方なら、中国語の発音補助記号として「四声」および「拼音(ピンイン)」(中国語の発音のローマ字つづり)というものがあるという事をご存知の方はかなり多いと思います。

中国語の「四声」はよく以下のような表を使って表されます。
―――――――――――――――――――――――
 <四声表>
                
 第1声 ● ● ● ● ●⇒ ●5
 第4声 ●        ▼   I
       ●    ●      ●4
          ●         I
 第2声  ●  ●    ▽  ●3
            ●○     I
 第3声  ●   ○       ●2
        ●●    ●    I
                 ▲ ●1
                                             
(第3声は、実際には低く抑えるだけで、上図の
 点線部分が発音されないことがある「半3声」)
                                             
―――――――――――――――――――――――

「四声」は外国人が中国語を勉強する上で、避けて通れないものですので、少しご紹介したいと思います。

「中国語のすすめ」  鐘ヶ江信光著 講談社現代新書より
(少し古い本ですが、中国語学習初心者が知っておくべきことがいろいろ書かれていますのでご興味のある方は是非お読みください)
「四声」について紹介した良い文章を抜粋します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
中国語には同音の漢字がかなりあります。
漢字をどうして区別するかという問題の解決方法として自然にできたものが声調(四声)です。

たとえば、中国語の「一·宜・已・益」はどれも(イー)と読みますが、四つとも(イー)では区別がつきません。
そこでこの区別をつけるために自然に発生してきたのが、「声調」です。

(a)「一」 イー(1声) 高く平らかに発音します
(b)「宜」 イー(2声) 低く発音すると同時に高く押し上げます
(c)「已」 イー(3声) 低く発声してさらに低い谷間をつくってから漸次上昇カーブを描くように発音します
(d)「益」 イー(4声) 高く発声して急降下させます

このように、同じく(イー)でも音の高さに変化があるのです。
この音の高さ低さの変化を「声調」といい、右にあげたように四種類の型がありますので、「四声」ともいいます。
つまり、「一・宜・已・益」はどれも(イー)ではありますが、それぞれの音の高さ低さのちがいによって区別できるのです。
ちょうど日本語で「ハシ」と書いただけでは「箸」か「橋」かわかりませんが、口で発音すると区別ができるのと同じです。

「四声の音の出し方」
第1声 
ラジオの時報を聞いていると、「カツ・カツ・カツ・・・・・ちーん」と聞こえます。
最後の「ちーん」は高い平らかな音で余韻を残して響きます。
この「ちーん」という、高くてしかも平らかな尾を引く調子、この型を第一声というのです。
第2声
強い語調で、「え?なにっ?」というとき、「え?」は尻上がりの調子になっているでしょう。
その調子が第二声です。低く発音して強く押し上げるのです。
第3声
がっかりしたときの「あーあ」という調子。中くぼみ型で、低音の谷間から上昇するもの。
これが三声です。
第4声
からすが「かあ、かあ」と鳴いているときの「かあ」という下降型の調子、これが第四声です。

(抜粋終わり)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

中国語の発音には、「四声」の他にも「有気音」「そり舌音」等発音を行う上で、注意を要する音がいくつかあります。
これらは、日本語の発音にはない音のため、習得には努力を要します。

語学は難しいと言えば、難しいし、易しいと言えば、これほど易しい学門はありません。
なぜなら、その国に生まれれば、「赤ちゃん」でもしゃべれるようになるものだからです。

中国語の発音はよく難しいと言われます。
でも、安心してください。
中国の人も「拼音(ピンイン)」や「四声」を意識しながら会話しているわけではありません。
(実際、中国語の単語にピンインや声調符号をふれない中国人がほとんどです。
日本人が日本語にローマ字で読み仮名をつけたり、イントネーション符号をつけないのに似ています)

中国語の習得を目指されている方は、「気楽に」学習を進めていただければ幸いです。

(中国語あれこれ その3 おわり)

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2006年9月16日 (土)

コラム その3・七夕 (通算15回)

日本の梅雨も末期となりました。
数日蒸し暑い日が続いたかと思うと、連日の大雨です。
空に星は見えませんが、今回は皆様に涼やかな星空をお届けできればと思います。
(中国語で「涼しい」は、「凉快(リャンクワイ)」)

「(日本の)たなばたさまの物語」
「 むかし、天の川のほとりに、織女(おりひめ)という機織(はたおり)の上手な美女が住んでいました。
この娘は天帝の自慢の娘でした。
しかしあまりに仕事熱心で年頃になっても化粧もせずに仕事ばかりしていたため、可哀想に思った天帝は、天の川の向こうに住む農耕に熱心な牽牛(けんぎゅう)という青年が似合いと考え、婿に迎えてやりました。
ところが、それからというもの、二人は仲が良すぎて仕事を怠けるようになってしまいました。
天帝が注意をしてみても一向に効き目がなく改めようとせず、ついに怒った天帝は牽牛を織女から引き離し、天の川の対岸に追放してしまいました。
ですが二人があまりにも悲しむので天帝もかわいそうに思い、1年に1度だけ「かささぎ」という鳥の案内で二人を出会えるようにしてあげました。
しかし、その日に雨が降ると天の川に水かさが増し、「かささぎ」が二人を案内することができず、二人は会うことができないのです。 」

こんな感じの話が、多分ポピュラーな(?)日本の「七夕」の物語かと思います。

「(中国の)七夕伝説」(少し長くなりますが、)

「昔々、南陽城西牛家庄に賢く、正直で温厚な若者がいた。
両親は早くに亡くなり、兄嫁といっしょに暮らしていた。兄嫁の馬氏は残忍な性格人で、いつも彼を虐待し、こき使っていた。
ある年の秋、兄嫁は彼に牛を放してくるように言って、9頭の牛を押し付けた。そして10頭になるまで帰ってくるな、と言った。
牛郎はしかたなく牛を追って村を出た。

牛郎は草深く木の生い茂った山で、木の下に座っていると悲しくなった。
このとき、白髪白ひげの老人が彼の目の前に現れ、どうしてそんなに悲しんでいるのかとたずねた。
彼の境遇を知ると、笑って言った。
「悲しまなくても大丈夫。伏牛山に1頭病気の牛がおる。しっかりエサをやって病気が治ってから家に連れて行けばよい。」

牛郎は山を越え谷を越えて、やっとその病気の牛を探し出した。
牛の病気がひどいので、老牛に一束ずつ草をくくってやり、3日食べさせ続けると、老牛は腹いっぱいになった。
そしてやっと顔を上げ、こう彼に言った。「私は天界の灰牛大仙だったのだ。しかし天の掟を破って下界に下され、倒れて脚をくじいて動けなくなった。私の傷は百花の露で1ヶ月洗わないと治らない。」
牛郎は困難を恐れず、細心の注意を払って1ヶ月間老牛の面倒をみた。
昼間は老牛のために花を摘んで露を取り傷を治した。夜になると老牛のそばに寄り添って寝た。
老牛の病気がよくなると、牛郎はとても喜び、10頭の牛を連れて家へ帰った。

家に着くと、兄嫁に相変わらず嫌がらせをされた。何度か危害を加えられそうになったこともあったが、老牛の知恵によって助けられた。
兄嫁はついに怒り心頭に達し牛郎を家から追い出した。牛郎はあの老牛だけを連れて出て行った。

ある日、天界の織女が他の仙女たちといっしょに下界に遊びに来て、河で水浴びをしていた。
牛郎は老牛の手助けで織女と知り合い、ふたりの間に愛が芽生えた。その後織女はこっそり天から降りて、人間界で牛郎の妻となった。
織女は天界から持って来た天蚕をみんなに配ったり、養蚕、糸繰り、光り輝く絹織物を織り方を教えたりした。

牛郎と織女が結婚してからは、男は耕し女は織り、深い愛情を育み、一男一女の子供をもうけ、家族はとても幸せに暮らした。
しかしよいことは長続きしないもので、このことは天帝に知られるところとなった。
西王母が自ら下界に下りて来て、無理やり織女を天界に連れ戻し、仲むつまじい夫婦は離れ離れにされてしまった。

牛郎は天界へ昇ることができなかった。しかし老牛が、自分の死後、皮をはいで靴を作るように。それをはけば天に昇ることができる、と教えてくれた。
そう言うと牛は石に頭をぶつけて死んでしまった。
牛郎は老牛の話のとおりにし、牛革の靴をはいて息子と娘を連れて雲に乗って天へ昇り、織女の後を追った。
もう少しで追いつくというときのことだった。なんということか、西王母が髪の金かんざしを抜いてひと振りすると、大波が逆巻く天の川が出現したのだ。
牛郎と織女は両岸に別れ別れにされ、見詰め合って涙を流すだけだった。
ふたりの忠実な愛はカササギを感動させた。千羽万羽のカササギが飛んで来てカササギの橋を作った。
カササギの橋を渡って牛郎と織女は再び会うことができた。西王母もこれはしかたがないと思い、ふたりに毎年7月7日にカササギの橋を渡って会うことを許した。 」

「七夕の伝説・風習」はもともと中国から始まったもので、2000年前には既に成立していたようです。
東南アジア、朝鮮半島、中国、日本など広範囲に流布し、さまざまなバリエーションの物語が存在するようです。
(私も今回何がオリジナルの物語なのか探すのに大変苦労しました。しかし、2000年以上にわたりアジアを中心に語り継がれている伝承物語のようですので、定型はないのかも知れません。)
日本には、奈良時代ごろ宮中に伝わり、江戸時代に民間に広がったようです。
上記でおわかりのように日本の「七夕」の物語は、「勤勉」を教訓とした、日本人好みのロマンティックな物語に変化しています。

中国の「七夕」に、笹に飾り付けをするというような「風習」はないようですが、「大河によりひきさかれ、1年に1度(旧暦7月7日)にしか会えなくなる」という物語のエンディングは一緒です。
中国の人にも「七夕(チーシー)」「牛郎和织女的故事(ニュウラン・ホー・ジィーニュイ・ダ・グーシー)」などと言えば、わかりあえます。
雑談の「話題」として如何でしょうか。

さらに詳しくお読みになりたい方はこちら等をどうぞ。
http://allabout.co.jp/family/seasonalevent/subject/msubsub_tanabata.htm

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今回関連用語の中国語訳
「牛郎(ニュウラン)」 牛飼い(牽牛、彦星)
「织女(ジィーニュイ)」 織姫
「故事(グーシー)」 物語
「喜鹊(シーチウェ)」 カササギ
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(コラム その3 おわり)

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2006年9月15日 (金)

中国語あれこれ その2・あやめ (通算14回)

「いずれアヤメかカキツバタ」という慣用句があります。
複数の優れたものや美しいもの(たいていは美女ですが)を前にして「甲乙付けがたい」と言う意味の褒め言葉です。

「ハナショウブ」がきれいな季節になりました。
あの独特の「あお色」には心ひかれれます。

「アヤメ」と「ハナショウブ」の違いが気になりましたので、ちょっと調べてみました。

「アヤメ」

アヤメ科の多年草。野や山などの乾いた草地などに育つ。
花期は5月から7月ごろ。
観賞用に庭にも盛んに植えられ、たくさんの園芸品種が作られている。
アヤメとは、「文目」と書き、たれさがる外花被片と呼ばれる部分の中心にできる模様からつけられた名前とのことです。

「カキツバタ」 

アヤメ科の多年草。
池や小川などの水辺に群生し、北海道から九州まで分布。
花期は5月から6月ごろ。
アヤメとの見分け方は、外花被片の中心に白いすじが入るとの事です。

「ハナショウブ」

アヤメ科の多年草。
ノハナショウブを改良した園芸品種で15cmほどもある大型の花をつける。
花は、白やむらさき、しほり模様の入ったものなどさまざま。
「端午の節句」にお風呂に入れ、「菖蒲湯」に使う「ショウブ」とは異なる。

図鑑等からわかるのはこの程度です。

今回の関連用語を辞書で確認したところ、全て対応する中国語があるようです。
(中国から伝わってきた花である可能性もあります。詳しい方、教えて下さい。)

今回は、幸いにも「日本語」に対応する必要な「中国語」がありました。
しかし、「日本語」に独自の言葉で、対応する「中国語」がない場合も往々にしてあります。
そのような場合にはどうしたら良いでしょうか。
「答え」は一つではないはずです。
考えてみて頂ければ幸いです。

たとえば私の経験から言うと、日本人の愛する「風流」などというものは中国の人に説明するのが結構難しいと思います。
中国語にもそのまま「風流」という単語があります。しかし、日本語のその意味とは違います。
中国語で「風流な男」などというとだいたい否定的な意味にとられてしまいます。
(「スケベな男」というような意味になってしまいます。)
中国語には、日本語と同じ単語でも意味の異なる言葉がかなりありますので注意が必要です。
ではこの場合、「風流」は、「自然を愛する心」とでも説明すべきでしょうか。
でもきっとピンと来てもらえないことでしょう。
日本人の「文化」、「感覚」、「歴史」の部分を説明しなければならないと思います。
私もまだ答えを出せずにいます。

「言葉」は人間が使うものです。そのため、人間が係わるありとあらゆる事が関係してきます。
また、まともな「会話」成立させるためには、それ相応の「教養」も必要とされます。
さらに、「言葉」を大切にする感覚も必要とされます。
その一端を感じて頂ければ幸いです。

また、「勉強の成果」をご報告申し上げます。
近場に「ハナショウブ」のきれいな場所がありましたら、どなたか教えて下さい。

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今回関連用語の中国語訳
「水菖蒲(スイチャンプゥ)」 アヤメ
「燕子花(イエンズホァ)」 カキツバタ
「花菖蒲(ホァチャンプゥ)、玉蝉花(ユィチャンホァ)」ハナショウブ
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(中国語あれこれ その2 おわり)

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2006年9月14日 (木)

中国語あれこれ その1・数字 (通算13回)

今回は「数字について」です。

*「0から10まで」

「0(リン)」
「1(イー)」 単独で読む場合は、「イアオ」とも発音します。
これは、「7」等と発音の上で明確に区別するためです。
101号室は「イーリンイー」では無く、通常「イアオリンイアオ」と発音します。

「2(アル)」 「2」を表すには「2(アル)」と「两(リアン)」があります。
「2(アル)」は数字や序数を表す場合、「两(リアン)」は量を表す場合に主に使われます。
例えば、
「2(アル)」 「二十(アルシー)」、「二月(アルユエ)」
「两(リアン)」 「两本书(リアンベンシュー)二冊の本」
         「两个人(リアンゴレン)二人」

「3(サン)」 
「4(スー)」
「5(ウー)」
「6(リゥ)」
「7(チー)」
「8(パー)」
「9(ジウ)」
「10(シー)」

*「数字の吉凶」

中国の人は一般に「奇数」よりも「偶数」の方が縁起が良いとするようです。

中国の人が縁起が良いとする数字は、
「2」 中国の人は一対になっているものを好みます
「6」 「溜(リウ)」に発音が似ている事から「順調」を表します。
「9」 「久(ジウ)」と発音が同じ事から「長く続く事」を表します。
などがありますが、

最も縁起が良いとする数字は、「8」のようです。
これは、広東語の「8(パッ)」の発音が「發(ファッ)」の発音に近いことから、「繁栄」を表すためです。旧正月の広東語での「明けましておめでとう」は、「恭喜發財(ゴンヘイファッチョイ)」(「發財」は、「財を成す」という意味)。この「8」が縁起が良いとする考え方は、広東省から始まったようですが、「改革開放」政策を通じ、今では中国全土に広まっているようです。
ちなみに北京オリンピックは、2008年8月8日午後8時に開幕するということです。

また、中国人にとって縁起の悪い数字は、「4」と「14」だそうです。
「4」「14」 「死(スー)」「要死(ヤオスー)死にたい」の発音に似ているためのようです。
中国人向けのアパートなどは「4階」「14階」を設けないそうです。
中国に行く機会のある方は、ご確認ください。

(中国語あれこれ その おわり)

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2006年9月13日 (水)

コラム その2・中国人の日本企業観 (通算 12回)

前回の話題、読み難かったでしょうか。
また、前回の続きのようなものになってしまいますが。。。。。

中国人側から日本企業をどう見ているかという参考例として、以下記事を紹介します。「日中新聞」(発行東京)という在日華人向けに発行されている新聞(週刊)の6月9日(金)号に掲載された記事です。原文は中国語でかなり長文のため、できるだけ要約でご紹介します。(全文四段にて構成されています)

中国側も日本企業を「この程度まで分析できているんだなあ」という程度に気楽にお読み頂ければ「翻訳の苦労」が報われます。

標題:「日本の家電メーカーの中国での現状」

□中国市場における偏執

*欧米企業が躊躇無く、研究開発センター甚だしくは本部を中国に移している今、日本の家電メーカーは依然として現地化を行おうとしない。この事を以前ある人はこのように形容した。中国企業と外国企業の交渉の際、もし相手方企業がアメリカ企業なら、参加者全てが中国語に通達している。しかし、相手方企業が日本企業の場合、中国語に通達しているのは「通訳」のみであると。
*長期にわたり中国に進出しているにも係わらず、日本企業の現地化への取り組みはほんのわずかである。
 例えば、
・2005年日立グループがやっと独立した地区本部を検討。また、日立(中国)所属の研究開発部を独立法人日立(中国)研究開発有限公司へ改組。
・中国に進出して20年の歴史を持つ東芝が、2006年6月初めて北京で製品の総合展覧会を開く。
*人材の現地化については、さらに進んでいない。在中国日系企業において、現在、大部分の企業の管理要員は依然として本社から直接派遣されており、且つ、高級管理要員はほとんど全て日本人である。中国人ワーカーの多くは課長までにしかなれない。
*日本企業の中国市場における偏執は、極端な不信任にも現れている。例えば、日本の家電メーカーの科学研究部門の中には、ほとんど中国人がいない。中国人ワーカーに対する技術訓練はわずかに基礎方面に留まっている。このような戦略が、中国人ワーカーの忠誠心を引出し難くしており、中国での投資事業の継続性を危うくしている。現在一部の日本企業は、生産基地、研究開発基地を中国に移しているが、核心技術、核心製造業は日本に残している。ここ二年余り、日本企業は東南アジア或いは中国に一旦移した先端製品製造をこっそり日本に戻している形跡があり、日本経済の復調に伴いこの傾向は、加速度を増している。軽視と不信任は最後に巨大な損失をもたらすであろう。
*中国市場に対する深く細かな理解が欠乏しているために、日本家電メーカーは中国の営業・販売ルートに構築ついて、日本国内の常套手段を中国に持ち込もうとする。

□技術革新における偏執

*不断の技術革新及び他国に先んずるやり方で7、80年代、日本企業は電気製品製造において、アメリカに取って替わった。しかし、現在、日本は技術においてさらに加えるものが無くなっているようである。近年、日本企業が取った高付加価値品にシフトする路線が、さらに自らを困難に陥れている。
 日立を例に取ると、日立は3年前、低付加価値家電市場を放棄し、高付加価値品にシフトした。日立は自らの技術開発能力もって中国のリアプロ、プラズマ市場に参入し、10%前後の伸びを見せる中国テレビ製品消費市場で完全勝利できると見込んだ。しかし、中国の市場は日立の望むような高付加価値品への発展は見せなかった。液晶を代表とする高付加価値製品市場の大幅な伸びは2005年下半期に入りやっと始まったが、それでも国内カラーテレビ販売額の1%にも遠く及ばなかった。
 また、日立は国内外での挑戦に直面している。すなわち、フラットテレビ等の高付加価値品領域では国内外の巨大家電メーカーが戦略を既にほぼ固めてしまっている事。また、低付加価値品領域では国内外の中小メーカーがブランド優位を確立しており、日立の入り込む余地が無いという事である。
*日本企業がかって持っていた技術的優位は無くなろうとしている。2005年シリコンバレーを中心とした電子産業の急速な膨張の後、技術はもう犯しがたい領域では無くなって来ており、いくつかの主要技術の誕生地は既に大企業の研究所ではなく、大企業以外に巨大な商業的前途を持つベンチャー企業や個人となっている。ゆえに電子製品の先端的な作業は日本企業の専売特許ではなくなりつつある。

 《同章以下省略》

□多元化における偏執

 《同章省略》

□執着と偏執の違い

*日本企業の求心力はとても大きい。ある人によるとそれは日本民族の武士道精神が、現代企業内部の凝集力に発展して形成されたものであるという。武士道精神の真の核心は執着と継続、忍耐と不妥協にある。日本企業はこのような精神体系を継承、発動して、日本経済を第二次大戦後の空白からよみがえらせたのである。
*しかし否定できない事実としては、世界は引き続き発展しており、市場の形成方法も変遷している。当初継続していたものが、現在の潮流、ニーズにもまだ、適合しているであろうか?日本企業はこういった問題を考えたくないように見える。彼等には継続また継続があるのみで、現在では次第に偏った執着、固執になってしまっている。
*中国に投資している日本の家電メーカーは、日立の様に事業部の出先として、投資企業を立ち上げているものが多い。事業部会社制は一旦苛烈な競争にさらされると、部門間連系の悪さから、会社全体としての適切な判断が下せず(または遅れ)、日本企業に与える打撃は致命的なものになる可能性がある。

※《本文は「読み物」として、ご提供申し上げました。本文の見方に同意するものではありません。》

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今回関連用語の中国語訳

「积雨云(ジーユィユィン)」 入道雲
「足球(ズゥチュウ)」 サッカー
「棒球(バンチュウ)」 野球
「篮球(ランチュウ)」 バスケットボール
「网球(ワンチュウ)」 テニス
「乒乓球(ピンパンチュウ)」 ピンポン
「高尔夫球(ガオアルフチュウ)」 ゴルフ
「本土化(ベントゥホア)」 現地化
「员工(ユアンゴン)」 ワーカー
「厂商(チャンシャン)」 メーカー
「液晶电视(イエジンディエンシー)」 液晶テレビ
「背投电视(ベイトウディエンシー)」 リアプロテレビ
「等离子电视(ダンリィーズディエンシー)」 プラズマテレビ
「平板电视(ピンバンディエンシー)」 フラットテレビ
「硅谷(グイグー)」 シリコンバレー
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(コラム その2 おわり)

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2006年9月12日 (火)

コラム その1・中国人の反日感情 (通算 11回)

今回は少し長くなりますが、難しい問題なんだけれども、日本人としては「気になるところ」といったテーマに取り組んでみたいと思います。

テーマ:『中国の人には「反日感情」を持った人が多いのか?』
まずは、中国の「反日」運動の流れを少し追ってみましょう。

*『中国はなぜ「反日」になったか』清水美和著 文春新書(2003年初版)より
このテーマを考えるにあたり、同書を一冊斜め読みしてみました。まずは同書より、中国の「反日」運動の経過を拾ってみましょう。

・「歴史認識問題」が、日中外交の大きな焦点に浮上したのはそんなに古いことではない。
・1989年の「天安門事件」で共産主義の理想があせ、党の威信が大きく揺らいだ事で、共産党は支配の正当性を強調するために抗日戦争の記憶を呼び起こす事が必要になった。(95年を中心に愛国主義キャンペーン)
・二十一世紀初頭の最優先目標としている経済建設にとって、日本の対中援助、直接投資は欠くことのできないものである。それにマイナスの影響を与えるまでに日本国内の「反中感情」が高まりを見せたのは、中国側の予測を超え、対日政策を見直す気運を高めた。
・2000年中国指導部による対日政策の方針転換。
「歴史問題を始め日本政府の対応には大きな不満があるが、日中関係の重要性に鑑み、経済や人的、文化的交流は政治の干渉を受けることなく発展させる」

*2005年4月中国「反日デモ」
昨年(2005年)4月、中国全土に「反日デモ」の嵐が吹き荒れた事は記憶に新しいところです。4月初旬から中旬にかけ、瀋陽、北京、天津、上海、寧波、杭州、成都、アモイ、長沙、深セン、東莞、広州、珠海、香港等中国全土でデモが組織され、4月2日四川省成都では日系スーパーへの暴動、4月16日上海では市民が日本総領事館へ投石、デモ参加者は一時数万人規模にふくれ上がり、一部に暴徒化が見られました。4月19日中国指導部が「無届デモ全面禁止」を通達した事により、事態は収束していくのですが、当初は「愛国主義的行動」として、規制の対象外としていた中国治安当局もインターネット等を通じて予想以上に(?)ふくれ上がった人波(暴徒)にヒヤリとさせられたようにも見えました。
反日運動の主張としては、
・日本の国連安全保障理事会常任理事国入り反対
・日本の「歴史教科書問題」
・尖閣諸島における領海問題及び東シナ海の海底資源問題
等があったようです。

*私見「中国人の反日感情」
2005年4月中国「反日デモ」にしても、強い「愛国・反日」の感情からデモに参加した中国の人ばかりではなかったでしょう。「改革開放政策」により拡がった中国人間の「貧富の格差」の鬱憤晴らしの側面もあった事でしょう。
上記のように、中国の「反日」運動の経過を見てくると、中国政府の政治的な思惑に振り回される「日本」という構図が透けて見えてくるような気もします。

先日来日された中国からのお客様は、日中関係について「日中両国は、現在既に相互依存の関係にある」とおっしゃっていましたが、日中双方にとってそれはその通りなのでしょう。
しかし、であるにも係わらず、私の知る範囲という事にはなりますが、中国の若い世代は一般に少なからず「愛国主義」的考え方を持っておると共に、日本人に対するイメージは概してあまり良くはありません。

日本と中国は、「一衣帯水(イーイーダイソイ)」(極めて距離が近い)の間柄とは昔よく使われた言葉ですが、それだけ近い間柄にも係わらず、双方に「反日・反中」感情が高まる事は、容易に「相互不信」を生む土壌になっている様に思われます。
「営業」においては、「お客と議論はするな」というのが鉄則のようですが、相互の「信頼関係」を築くための努力はすべきではないでしょうか。

皆様はどのようにお考えになられますか。
次回はもう少し“やわらかい”内容を目指したいと思います。(反省)

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今回関連用語の中国語訳

「短评(ドアンピン)」 コラム
「反日游行(ファンルーヨウシン)」 反日デモ
「民族主义(ミンズゥジューイー)」 ナショナリズム
「全球化(チュアンチュウホア)」 グローバリゼーション
「互相依赖的关系(フーシャンイーライダグアンシー)」 相互依存の関係
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(コラム その1 おわり)

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2006年9月11日 (月)

ビジネス中国語 その4・接待 (通算10回)

5月に入りました。今年の日本の5月は、既に梅雨に入ったかと思えるような雨降りのお天気が続いています。しかし、昨日、おとついはひさびさに「五月晴れ」と言えるような気持ちの良いお天気でした。中国語には、「五月晴れ」という言葉はありません。中国の春先(主に4月ですが)は一般に日本の「梅雨」にあたり、しとしと雨降りが続きます。中国は秋の方が気持ちの良いお天気のようです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ビジネスの場面では、時に「接待」などというものが必要になる場面が出てくるかもしれませんね。接待は中国語で「应酬(インチョウ)」と言います。接待では、日常庶民(庶民は中国語で「老白姓(ラオバイシン)」)が口にしないようなものも紹介しなければならない場面があるかもしれません。

「蜜瓜(ミーグア)」 メロン
「龙虾(ロンシャ-)」 伊勢エビ
「加级鱼(ジアージーユィ-)」 タイ
「海曼(ハイマン)」 ハモ
「竹荚鱼(ジュージァーユィ)」 アジ
「扁鱼(ビィエンユィ)、左口鱼(ゾウコウユィ)」 ヒラメ
「三文鱼(サンウェンユィ)」 サーモン
「吞拿鱼(トゥンナーユィ)」 マグロ
「多春鱼(ドォツンユィ)」 シシャモ
「河豚(ハートゥン)」 ふぐ
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(中国高級食材)
「鲍鱼(バオユィ)」 あわび
「鱼翅(ユィチー)」 ふかひれ
「大东斑(ダートンバン)」 ハタ(庶民にはなじみがありませんが、高級魚です)
「燕窝(イエンウォー)」 ツバメの巣

中国語で「干杯(ガンベイ)」(日本語の「乾杯」)と言えば、「飲み干さなければならない」というしきたり(?)は良く知られていますが、これは、中国語の乾杯は直訳すると「杯を干す」という意味になるためです。飲み干したくない場合は、「随意(スイイー)」(ご自由に)と言って逃げてください。そうすると無理には勧められません。

接待はお客様(中国語は「客户(カーフ)」)の「満足」を得なければならないというところに仕事の難しさがあります。人それぞれ感じ方が違うと思いますので、同じ事をして同じような「満足」得られるとは限りません。日本人と中国人の「満足」を感じる部分も多少違うようです。

いろいろな経験を積んでいくしかないようです。

(ビジネス中国語 その4 おわり)

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2006年9月10日 (日)

工場中国語 その3・時計関連用語 (通算9回)

中国に「五月病(ウーユェビン)」はあるのでしょうか?
中国は、9月入学・入社のため、本来「五月病」は無いはずですが、(それなら「十月病(シィユェビン)」でしょうか?)それでも「五月病(ウーユェビン)」の意味を知っている中国の人はいるようです。日本語の意味が伝わったものでしょうか。(その後の調べでは、「五月病」の意味は一般の中国人は知らないようです 5月15日調べ)

時計関連用語集です。

「手表(ソウビァオ)」 腕時計
「钟表(ジォンビァオ)」 置時計
「模拟(モーニー)」 アナログ
「数码(スーマー)」 デジタル
「机件(ジージェン)」 ムーブメント
「表盘(ビィアオパン)」 文字板
「转柄(チュアンビン)」 リューズ
「玻璃(ボーリー)」 ガラス
「手表链(サウビァオリエン)、皮带(ピーダイ)」 バンド
「表针(ビィアオゼン)」 ハリ
「线圈(シィエンチュアン)」 コイル
「回路(ホイルー)」 回路
「机件号码(ジージエンハオマー)」 キャリバー
「微时计(ウエイシージィ)、(带跑表功能的手表)」 クロノグラフ

他にお知りになりたい単語はありますか?
シチズン「西铁城(シーティエチェン)」

セイコー「精工(ジンゴン)」などという単語もあります。

時計に関する豆知識としては、一般に置時計は中国人のあいだでは、贈り物には適さないとされているということです。それは、置時計を意味する「钟(ジォン)」という発音が、「终(ジォン)」(終わる)の発音に似ており、「失脚」「死」等を連想する事から縁起が悪いためです。

それでは、良い週末をお過ごしください。

(工場中国語 その3 おわり)

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2006年9月 9日 (土)

工場中国語 その2・中国の祝日 (通算8回)

中国にもゴールデンウィークはあります。
中国語では、「黄金周(ホアンジンジョウ)」と言います。
(直訳すると黄金週間、すなわちゴールデンウィークです)

2006年の現在、中国には主に四つの長期休暇があります。

元旦(ユアンダン):1月1日
(最低12月31日と1月1日がお休みとなり、今年は土日が重なったため、最長4連休となったようです。)

春節(チュンジエ):いわゆる旧正月
(中国では、一般に太陽暦の正月ではなく、旧正月を祝います。個人差があるかと思いますが、一般に1週間程度のお休みのようです。)

労働節(ラオドンジエ):メーデー(5月1日)
法定休日は5月1日より3日まで。
メーデー(5月1日)から始まる最長1週間ぐらいの休みが、中国で最近「ゴールデンウィーク」と呼ばれています。
ゴールデンウィーク」という呼称は、日本から学んだものと思われます。(「ゴールデンウイーク」の語源が気になられる方はこちら等をご参照ください。

http://gogen-allguide.com/ko/goldenweek.html

国慶節(グオチンジエ):中華人民共和国建国記念日です。
(10月1日より3日までが、法定休日とされており、最近は最長1週間程度のお休みがあるようです)

中国も90年代以前は今ほど長いお休みは多くなく、春節(旧正月)のお休みぐらいでした。今のような、長いお休みの習慣が始まったのは、2000年ぐらいからです。

鄧小平が1978年より始めた中国の「改革開放政策」が、ある程度の成功を収め、一部の人民に余裕が出てきたため、休みを増やし、国内消費を高める狙いがあるのかもしれません。《難しい話はやめましょう。(^_^ ; 》

さて本題に入ろうかと思いますが、すでに長文になってしまったようです。
本題は、次回と致します。

皆様、良い休日をお過ごしください。

「希望大家过好的休息日。(シーワンダージャーグオハオダシューシーリュイ)」

(工場中国語 その2 おわり)

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2006年9月 8日 (金)

ビジネス中国語 その3・天気 (通算7回)

人間は感情のある動物です。
美しいものを見たら美しいと感じます。
天気に関する話題も一つのコミュニケーション手段でしょう。

「今天天气很好!(ジンティエンティエンチィヘンハオ)」  今日は天気がいい。 
「今天有一点冷。(ジンティエンヨウイーディエンラン)」  今日は少し寒い。
「今天很热。(ジンティエンヘンルア)」 今日はとても暑い。
「今天闷热。(ジンティエンメンルア)」 今日は蒸し暑い。
「今天风大。(ジンティエンフォンダー)」 今日は風が強い。
「今天下雨。(ジンティエンシァーユィ)」 今日は雨降りです。

などなど。

また、中国の人を理解するキーワードとして、「面子(ミエンツ)」という言葉があります。意味は日本語の面子と同じですが、中国の人は、日本人の想像以上に「義理・人情・体面」を重んじます。

相手の面子をつぶして仕事が取れると思っている営業マンはいないと思います。中国の人の「面子(ミエンツ)」を考える事が、相互理解につながるかもしれません。

(ビジネス中国語 その3 おわり)

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2006年9月 7日 (木)

工場中国語 その1・禁止表現 (通算 6回)

禁止表現あれこれ。

「请勿触模(チンウーチュウモォ)」「请勿动手(チンウードンサウ)」 
触らないで下さい。
「请勿吸烟(チンウーシーイエン)」「禁止吸烟(ジンジ-シーイェン)」「严禁吸烟(イエンジンシーイエン)」 
喫煙禁止
「闲人免进(シエンレンミェンジン)」 立入禁止
「内部文件 严禁出外(ネイブゥウェンジエン イエンジンチューワイ)」
内部資料、持出し厳禁
「严禁翻阅(イエンジンファンユエ)」 閲覧禁止
「严禁复抄(イエンジンフーチャオ」 コピー禁止

などなど。

その他

「请勿打扰(チンウーダーラオ)」 Don’t disturb 
邪魔しないで下さい(起こさないで下さい) [ホテルの部屋などによく掛かっています]
「保持清洁(バオツーチンジエ)」 清潔を保ちましょう
「整理、整顿、清扫、清洁、素养(ゼンリー、ゼンドン、チンサオ、チンジエ、スーヤン)」 
“5S” [整理、整頓、清掃、清潔、躾]
「随意领取(スイイーリンチィ)」 ご自由にお持ちください
「随意翻阅(スイイーファンユエ)」 ご自由にお読みください

(工場中国語 その1 おわり)

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2006年9月 6日 (水)

トラブル中国語 その1・病気 (通算 5回)

ビジネスマンも風邪を引きます。
今回はそんな中国語をお届けします。

「有发烧(ヨウファサオ)」 熱があります。
「想吐(シャントゥ)」 吐き気がします。
「有一点发冷(ヨウイーディエンファーラン)」 少し寒気がする。
「没力气(メイリーチー)」 だるい。
「没有食欲(メイヨウシィウィ)」 食欲がありません。
「头晕(トウユィン)」 あたまがくらくらします。
「肚子疼(トゥーズタン)」 おなかが痛いです。
「不舒服(ブシューフー)」 気分が悪い。

簡体字で薬は「药(ヤオ)」と書きます。
風邪薬は「感冒片(ガンマオピエン)又は伤风素(シャンフォンスゥ)」などといいます。
ノドアメ等は「喉咙糖(ホウロンタン)」です。

病気になったら無理をせず、休養を取る事が大切です。
「请你放一天假。(チンニーファンイーティエンジァー)」
どうぞ一日お休みください。
「请保持安静。(チンバオツーアンジン)」
お大事に。

「希望你每天身体很好!(シーワンニーメイティエンセンティヘンハオ)」

(トラブル中国語 その1 おわり)

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2006年9月 5日 (火)

ビジネス中国語 その2・電話 (通算 4回)

電話をかけてみましょう。
呼出しが鳴っています。誰かが出ました。

「喂,我是XXX(会社名)。你找谁?(ウェイ、ウォーシィXXX。ニーザァオシゥイ)」
もしもし、こちらXXXです。誰かお探しですか?

日本人に電話したつもりだったのに中国の人が出てしまいました。
誰を探しているのか聞いています。

あなたはこう言うはずです。
「篠原さん在吗?("しのはらさん"ザィマ?)」 篠原さんいますか。

ここで相手が出てくれれば問題なしですが、あいにく出てもらえなかったようです。
(日本語が話せる中国の人もあいにく不在だったようです)
しかし、ここで慌ててはいけません。相手が何と言っているか耳を傾けてみましょう。

相手の中国の人はこう言っているかもしれません。

ケース1:「他现在电话中。(ターシェンザイディエンホァジォン)」
今、電話中です。

ケース2:「他现在开会中。(ターシェンザイカイホィジォン)」
今、会議中です。
 
ケース3:「他不在。出去了。(ターブザイ。ツーチーラ)」
いません。出かけました。
(とりあえず部屋にはいないようです。外出かどうかはわかりません。)

この後、皆さんはどう対処されますか?
相手の中国の人は中国語でまくしたてています。
全く聞き取れません。

「明白了。谢谢。(ミンバイラ。シェシェ)」
わかりました。ありがとう。

こう言って電話を置くこともできます。

でも、こんなのはどうでしょうか。
「我是荻原。他回来了(他电话完了),叫他打电话给我。他知道我电话号码。
(ウォーシィ "オギワラ"。ターホィライラ(ターディエンホァワンラ),ジャオターダーディエンホアゲイウォー。タージーダオウォーディエンホアハオマー。 )」
荻原です。彼が帰ってきたら(電話が終わったら)、電話するように言ってください。電話番号は彼が知っています。

(ビジネス中国語 その2 おわり)

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2006年9月 4日 (月)

ビジネス中国語 その1・挨拶 (通算 3回)

2回難しい話が続きましたので、そろそろ会話してみましょう。。。

挨拶は大切です。
難しい商談は通訳に任せるとしても、挨拶ぐらいしてコミニュケーションをバッチリ取るのは如何ですか。

「初次见面。(チューツージエンミエン)」 はじめまして。
「请多关照。(チンドゥオグアンザァオ)」 どうぞよろしく。
「请多指教。(チンドゥオジージァオ)」 ご指導下さい。
「我叫田中一郎。(ウォージァオティエンジォンイーラン)」 田中一郎と申します。

「见到你很高兴。(ジエンダオニーヘンガオシン)」 お目にかかれて、うれしいです。

「认识你很高兴。(レンシニーヘンガオシン)」 お知り合いになれて、うれしいです。

その他、簡単な日常挨拶。
「你早!(ニーザオ)」  おはよう。  広東語は、「ゾウサン」
「你好!(ニーハオ)」  こんにちは。  広東語は、「ネイホー」 
「晚上好!(ワンサンハオ)」  こんばんは。  広東語は、「マンシャンホー」
「谢谢!(シェシェ)」  ありがとう。  広東語は、「ドゥオジェ」
「再见!(ザイジエン)」  さようなら。  広東語は、「ゾイギン」

如何ですか?
ほら相手が「にっこり」微笑んでいますね。

(ビジネス中国語 その1 おわり)

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2006年9月 3日 (日)

中国の言語と文字 その2 (通算 2回)

「简体字(ジエンティズ)」「繁体字(ファンティズ)」

「簡体字」「繁体字」中国語に2種類の漢字があることを知ってる方は多いですね。

「繁体字(ファンティズ)」
主に台湾、香港、シンガポール等、中国大陸以外の中華圏で今も使われています。(横浜の中華街でも見られるかもしれません)昔ながらの中国語漢字です。

「简体字(ジエンティズ)」
1956年中華人民共和国の成立以後(共和国成立は1949年)、中国大陸で制定されました。「繁体字」は非常に複雑なため、当時、漢字の読み書きができる人は、一部の知識人に限られていました。簡体字は、標準語を中国庶民に広めるため中国共産党が考え出したものです。

たとえば、

日本語 「広州」 繁体字 「廣州」 簡体字 「广州(グアンチョウ)」
    「天気」       「天氣」      「天气(ティエンチィ)」
    「芸術」        「藝術」      「艺术(イーシュゥ)」
    「国語」        「國語」      「国语(グオユー)」
    「音楽」        「音樂」      「音乐(インユエ)」
    「卒業」        「畢業」      「毕业(ビーイエ)」

こんな感じになります。
(日本語漢字、繁体字、簡体字どれがお好きですか?)

2回にわたり、中国の言語と文字を紹介してきましたが、おわかりのように、現代中国の標準語は、まだ、100年の歴史も無い、非常に新しい言葉です。

頭のスミに置いてもらえると、少しうれしいです。

(中国の言語と文字 その2 おわり)

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2006年9月 2日 (土)

中国の言語と文字 その1 (通算 1回)

「汉语(ハンユー)」「普通话(ポウトンホア)」「北京话(ベイジンホア)」「中国话(チュングオホア)」いずれの言葉も日常会話の中で広い意味で中国語(北京語)を意味します。

言葉の定義は、以下の通りです。
「汉语(ハンユー)」
「漢語」。私たちが通常中国語として勉強しているのは、中国総人口の94%を占め、10億人を超えるといわれる漢民族の言葉です。「漢語」には、北京語、上海語、広東語等たくさんの方言があります。

「普通话(ポウトンホア)」
いわゆる標準語(共通語)を意味します。
「北京の発音を標準音とし、北京語を基礎方言とし、模範現代口語文体著作を文法的規範とする現代漢民族の共通語」と定義されています。(難しいですね(^^;))
北京方言には土着的ななまりを含むものも多くあるため、完全に北京語=普通語ではありません。

「北京话(ベイジンホア)」
「北京方言・北京語」。土着的ななまりを含む。

「中国话(チュングオホア)」
「中国語」

皆さん中国語に興味はおありですか?

(中国の言語と文字 その1 おわり)

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